複数のDropboxアカウントを同期することは可能ですか?
Dropboxは最も人気のあるオンラインクラウドストレージサービスの1つです。ユーザーはウェブサイトからログインするか、無料のアプリをダウンロードして、パソコン、スマホやタブレットからDropboxにアクセスできます。ただし、Dropboxの無料ストレージは非常に小さいため(2GBのみ)、多くのユーザーが2つ以上の個人アカウントを作成して、空き容量を増やしたり、さまざまなファイルを保存したりします。そのため、2つ以上の個人用Dropboxアカウントを接続し、それらの間のファイルを簡単かつ迅速に管理する方法はありますか。
ご存知のとおり、Dropbox Businessユーザーのみが複数のDropboxアカウントを1つのデバイスに同期させることができます。無料ユーザーの場合、Dropbox Webサイトから毎回サインアウトおよびサインインすることによって2つのアカウントを切り替えるしかありません。それ以外に、2つの無料アカウントを同期する方法がありますか。
一般的な方法:手動でダウンロードしてからアップロード
普通のやり方と言えば、手動でファイルをDropboxからパソコンにダウンロードし、アカウントを切り替えてから別アカウントにアップロードし直します。アカウントを切り替えたり、ダウンロード・アップロードを繰り返したりするのは言うまでもなく効率が悪いです。
ファイル数がそれほど多くない場合ならこの方法で同期をやり遂げられますが、データ量が非常に大きい場合、この方法ではかなり時間がかかります。では、複数のDropboxアカウントを統合的に管理し、それらの間でファイルを簡単で素早く転送または同期できるツールはありますか?
ここでは無料のクラウドストレージ統合管理ツールMultCloudをご紹介いたします。
切り替えなく、複数のDropboxアカウントを同期する方法
MultCloudはクラウドストレージ拡張機能ツールです。このツールを使って複数のクラウドストレージアカウントを一ヶ所にまとめて管理できます。ここの管理とは手動でダウンロード・アップロードせず、クラウドストレージの間でファイルを直接に転送、または同期できます。
MultCloudは30+の有名なクラウドストレージに対応できます。Google Drive、G Suite、Dropbox、Dropbox for BusinessやOneDriveを始めとする、ほとんどのクラウドサービスの利用者がMultCloudでストレージを管理できます。
では、切り替えなく、MultCloudを利用して複数のDropboxアカウントを同期する手順について紹介します。
1. MultCloudのHPにてアカウントを作成してサインインします。

2. ホーム画面にある「クラウド追加」ボタンをクリックして次の画面に進みます。「Dropbox」のアイコンをクリックします。

3. アカウントを入力して「許可」をクリックしDropboxアカウントを追加します。

4. DropboxのHPでアカウントとパスワードなどの情報を入力し、MultCloudからDropboxへのアクセスを許可します。これで、DropboxアカウントをMultCloudに追加しました。同じ方法でDropboxの別アカウントを追加してください。

5. 「クラウド同期」を選択します。Dropboxアカウントをそれぞれ同期元と同期先として指定します。「今すぐ同期」をクリックすると同期がスタートします。
ヒント:
- 転送元としてDropboxに保存されているファイルか一部だけのフォルダを選択できます。
- 複数のクラウドストレージにファイルを同期する場合は「もっと追加」にチェックを入れて他の同期先を追加してください。
- より速い同期速度を追求するため、MultCloudの有料プランにアップグレードして10個までのスレッドでファイルを並行で同期可能です。
あとがき
上記のとおり、Multcloudを使用することで、複数のDropboxアカウントを手軽く同期できます。実際、Multcloudは「クラウド同期」のほか、「クラウド転送」も備えています。Dropboxの複数アカウント間でデータを移行するなどの操作も簡単にできます。
MultCloudを使って全てのクラウドストレージを一箇所で統合管理でき、クラウドストレージの転送、同期、共有など簡単な作業ができます。
より詳しい情報はMultCloudのホームページで確認できます。