WebDAV&Amazonドライブ

WebDAVは、Webサーバに対して直接ファイルのコピーや削除を行ったり、ファイル所有者や更新日時などのファイル情報を取得・設定するといった機能を持つ分散ファイルシステムで、HTTP 1.1を拡張したプロトコルで実現される。また、HTTPの拡張のみによって実装されているため、ファイアウォールによって既存のファイル転送サービスが利用できない環境や、HTTPプロキシを経由した環境でも利用できる。WebDAVを使用すると、クラウド上でファイルの読み取り、書き込みおよび変更を直接行うことができます。

AmazonドライブはAmazonが提供するクラウドの1つであり、MacやPCでデータ保存、ファイルバックアップ、ファイル共有やその他の操作を行うことができます。Amazonドライブを使用すると、電話、タブレットやコンピュータなどの複数のデバイス上のファイルやフォルダにアクセスできます。 一般に、AmazonドライブとWebDAVの両方のアカウントをお持ち、WebDAVからAmazonドライブにファイルを転送する場合は、WebDAVからローカルハードディスクにファイルをダウンロードしてからAmazonドライブにファイルをアップロードする必要があります。これは複雑でしょう。幸いなことに、AmazonドライブとWebDAVの間での操作を便利にするためのより良い方法があります。ここでは、MultCloudというオンラインアプリケーションをお勧めします。

WebDAV経由でAmazonクラウドドライブにアクセスする2つの方法

MultCloudを使用すると、デバイスにアプリケーションをインストールする必要がなく、そのインターフェースで複数のクラウドをオンライン操作できますので、簡単で便利です。WebDAVからAmazonドライブへのアクセスをまだ行えない場合は、以下の内容をご覧下さい!

解決策1:[Copy to]オプションを使用する

1.MultCloudアカウントでサインインし、ホームページに移動します。[Add Cloud Drives](クラウドドライブの追加)をクリックし、AmazonドライブとWebDAVアカウントを追加します。AmazonかAmazon S3か必要に応じて選択します。


クラウドドライブの追加
クラウドドライブの追加

2.AmazonドライブまたはWebDAVをクリックし、そのクラウド上の全てのファイルを表示します。アップロード、削除、名前の変更、コピー、コピー先や共有などたくさんの機能を使用してファイルを管理できます。


ファイルをコピー
ファイルをコピー

3.ここでは[Copy to](コピー先)でAmazonドライブからWebDAVへファイルを転送します。WebDAVをAmazonドライブのファイルを保存するターゲット場所として選択し、[Tansfer]をクリックします。[Move]または[Multi-selection](移動または複数選択)という2つのオプションがあります。


WebDAVへファイルをコピー
WebDAVへファイルをコピー

NOTE:WebDAVからAmazonドライブにファイルを転送する場合は、逆の順序で操作することができます。

解決策2:[Cloud Transfer]で転送する

1.MultCloudアカウントでサインインしてから、上部にある[Cloud Transfer]をクリックします。


クラウド転送
クラウド転送

2.Amazonドライブ(またはWebDAV)からファイルを選択し、WebDAV(またはAmazonドライブ)をターゲット場所として選択し、[Transfer Now]をクリックし、2つのクラウド間でファイルを転送します。

上記の2つの方法を操作したら、AmazonドライブとWebDAV間でのアクセスが実現されます。さらに、MultCloudでは、複数のクラウド間でファイルを自動同期することもできます。

AmazonドライブとWebDAVの他に、MultCloudは他の多くのクラウドストレージをもサポートします。例えば、Amazon S3、Google Drive、Box、SugarSync、OneDrive、Cubby、MyDrive、WEB.DE、Yandex、Hidrive、BaiDu、MediaFire、ownCloud、Alfresco、ADrive、hubiC、MySQL、MEGA、FTP/ SFTPなどのクラウド。

要するに、MultCloudは複数のクラウド間でファイルを管理する無料のオンラインソフトウェアです。無料ソフトですので、お気軽にダウンロードしてみてください!

MultCloudがサポートするオンラインストレージサービス

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